リリースノート

9.5.0

Incredibuild 9.5.0 (2020/8/4 リリース)

Pro版ダウンロードリンク
https://www.incredibuild.com/downloads/incredibuild9_50.exe

Enterprise版ダウンロードリンク
https://www.incredibuild.com/downloads/windows/release/enterprise/IncredibuildEnterpriseEdition9_50.exe

  • Visual Studioとの新しい統合メカニズム

Visual StudioのビルドメニューからIncredibuildでビルドを実行するように設定すると、以下の連携ができるようになりました。
・超高速なビルド初期化時間
・Visual Studioネイティブのテキスト出力とエラーメッセージペイン
・ビルド後のVisual Studioアドインやアクションと連携することで (Visual Studioテストエクスプローラーやコードカバレッジなど「ビルド完了」通知に依存するアドインは通知後に起動)、ネイティブのVisual StudioにIncredibuildの分散処理技術とビルドの可視化の機能が追加

  • Visual StudioでのCMakeビルドをサポート

Visual StudioでのCMakeビルドをIncredibuildで高速化します。
Incredibuildの分散処理技術により、Visual Studioで開始したCMakeビルドをスムーズに高速化。CMakeビルドのテキスト出力を直感的なグラフィカル表示に変えます。

  • Incredibuild Dockerコンテナ対応Agent

Dockerコンテナ内でIncredibuildをシームレスに使用できるようになりました。
Docker Hubで入手できるIncredibuild Dockerイメージを使用することで、 Incredibuild AgentをDockerコンテナ内でヘルパー/イニシエーターとして動作させることができます。

  • UI設定とAPIでAgentをビルドグループに割り当て [Enperprise版]

Agentのビルドグループへの割り当て方法、Incredibuild環境内でのビルドグループの管理方法を強化しました。
Coordinatorモニター以外にいくつかの方法でAgentをビルドグループに割り当てることができます。
・インストール:Agentのインストール中に表示される設定画面で起動時にAgentを割り当てるビルドグループを選択
・Agentホストマシン:Agentマシンの[Agent Settings]ボックスから既存Agentをビルドグループに割り当て
・API:新しいREST APIでは次を実行できます
> ビルドグループ内のAgentリストを取得
> 各Agentの詳細を取得
> ビルドグループにAgentを追加
> ビルドグループを削除

  • その他事項

・大規模なIncredibuild環境でのVisual Studioビルドのパフォーマンスが向上。
・大容量 (> 2GB) PCHファイルのサポートを改善。
・予測実行機能を有効にした場合のカスタムステップの検出を改善 (Visual Studio 2019)。
・排他制御のために.lockファイルを使用したタスクの分散を改善。

  • バグの修正

・IBConsoleで呼び出されたプロセスに対して間違ったエラーコードが返される問題を修正
・プロジェクトに特定の名前のファイルを含まれている場合にビルドが失敗する問題を修正
・.gch拡張子を持つプリコンパイル済みヘッダーファイルの検出に影響する問題を修正
・Visual Studio 2019 16.6を起動すると Incredibuild Build Monitorが例外を表示する問題を修正。
・脅威防御アプリケーションとの動作に影響するいくつかの問題を修正。
・その他バグを修正

9.4.6

Incredibuild 9.4.6 (2020/7/6 リリース)
2020/7/6のリリース後、一部Visual Studioでの利用でエラーが発生しておりました。
修正版を「バージョン9.5.0」としてリリースしました。

9.4.5

Incredibuild 9.4.5(2020/3/25リリース)

  • ソリューションライセンス「Incredibuild for Unit Test」がGoogle Test (GTest) に対応

GTest Frameworkで作成されたテスト用の実行ファイルを、Incredibuildによりローカルコアとリモートコアで並列処理できるようになりました。専用マシンを割り当てたり、ヘルパーマシンにテスト環境をインストールしたりする必要はありません。
テストファイルを分析し、実行する全てのテストをリスト化するテストディスカバリの段階から、GTestの高速化を実現します。このリストに基づき、複数のテストを並列分散して実行し、成果物をターミナルに集約します。また、サポートされたGTestのフラグをIncredibuild IBTestConsoleに追加し、ディスカバリや実行、テストファイルの生成をカスタマイズすることも可能です。

  • 通信の暗号化

ビルドデータの暗号化により、新たなセキュリティレイヤーを追加。Incredibuildをご利用の開発環境で、マシン間でやりとりするデータを暗号化できるようになりました。

  • Google Stadia SDK V.1.44以降のサポートを強化し、さらなる高速化を実現
  • 複数のVisual Studioエディションの対応

Visual Studioの同一バージョンにおいて、Community、Professional、Enterpriseなど複数のエディションで同時にIncredibuildを利用できるようになりました。

  • Visual Studioインストールの通知メッセージ

新たにインストールされたVisual StudioでIncredibuildのアドオンが無効になっている場合、通知メッセージが届くようになりました。

  • その他事項

・Visual Studioでのclang-cl分散の改善
・オフラインライセンスをロードするメカニズムの改善
・ビルドモニターで2GB以上のファイルのロードに対応
・新しくIncredibuildをインストールしたマシンで、ローカルマシンの「Restart remote process on local machine」オプションのデフォルト設定をオフに変更 (Agent Settings > Initiator > General)

  • バグの修正

・成功したビルドも失敗と表示される場合があった、mspdbcmf(MS fast PDB converter)での問題を修正
・WorkCPUの数値が不正確だったxgCoordConsoleの問題を修正
・TFSのTeamCityでのビルド中に“Specified cast is not valid”や“Object must implement IConvertible“のエラーが発生していた問題を修正
・2GB以上のPCHファイルがある場合に発生していた、ビルドのループの問題を修正

9.4.4

Incredibuild 9.4.4(2019/11/13リリース)
変更点:バグの修正とパフォーマンスの向上。

9.4.3

Incredibuild 9.4.3(2019/9/24リリース

  • Incredibuild Cloud

Incredibuild Cloud の公式版をリリースしました。Incredibuild Cloudは、Incredibuildの仮想化技術をクラウドサービスと組み合わせることで直ちに数百のコアに性能を拡張し、開発タスクを高速化します。ご利用方法や運用方法などIncredibuild Cloudソリューションの詳細についてはこちらをご覧ください。

  • その他事項

・Visual Studio 2019 (Clang/LLVM) に対応。Clang/LLVMをご利用のVisual Studioからのシームレスなビルドの実行、IncredIbuild によるリモートマシンへの分散、高速化が可能になりました。
注意:Visual Studio 2019 でのClang/LLVMの利用方法はこちらをご覧ください。
・Unreal Engineでの Clang++ ディストリビューションのサポートが向上しました。
・Incredibuild Windows のインストール処理が最適化されました。
・文字エンコードの処理が強化されました。
・予測実行機能を使用したビルドで不完全な出力が行われる問題を修正しました。

9.4.2

Incredibuild 9.4.2(2019/7/31 リリース)

  • Incredibuild 単体テスト

.NET ベースの単体テストのフレームワークによって分散されたテストのパフォーマンス最適化
.NET ベースの単体テストフレームワーク (NUnit、MSTest、VSTest、xUnit など) のテストタスクが、Coordinatorによって適切な OS のヘルパーマシンに自動的に分散されます。適切なOSはイニシエーターマシンのOS に従って決定されます。イニシエーターマシンと同じOSを搭載したヘルパーマシンのみが、パフォーマンス向上のためにCoordinatorからテストタスクを受け取ります。

  • Visual Studio間の統合

・複数のVSバージョン向けの追加の表示・設定オプション
1つのAgentマシンに異なるバージョンのVSがインストールされている場合、すべてのバージョンが[Agent Settings]ダイアログに表示され、バージョンごとに個別に設定できます。
注意: この機能は Visual Studio 2017 および 2019 でのみご利用になれます。
・MSBuildバージョン16.2.32702 (Visual Studio 2019) 向けに予測実行機能のコンパイル性能が最適化されました。

  • Incredibuild Cloud

・Incredibuild Cloudのリモート管理の制限
Coordinatorを管理するためにリモートAgentに管理者権限を付与する場合でも Incredibuild クラウドの管理は含まれません。Incredibuildクラウドの動作とVMの管理はCoordinatorマシンからのみ行えます。この制限はIncredibuild Cloudの誤用を防いで、不必要なクラウド費用が発生しないようにするためのものです。

・Incredibuild Cloudのアンインストール時のソリューション非アクティブ化
Incredibuild Cloudのアンインストールを完了する前にソリューションを非アクティブ化する必要があります。Incredibuild Cloud向けに作成されたVMがアクティブのままになるのを回避するための仕様です。ソリューションは使用できなくなります。

・Incredibuild Cloud VMのCPU使用率を最適化
オンプレミスのヘルパーマシンに設定されたタスクの実行で使用できるCPUの最小制限は、Incredibuild Cloudによってアクティブ化されたVMには適用されません。これらのVMはタスクの高速化の目的でのみ起動されているため、起動時点のCPU使用率に関係なく、空きCPUは常にIncredibuildによってタスク実行に使用されます。

・Coordinator Monitorの[Cloud Machines]ペインの機能を強化しました

・安定性が向上しました

9.4.1

Incredibuild 9.4.1(2019/6/5 リリース)

  • Incredibuild–Visual Studio間の統合

標準のVSコマンドで Incredibuild のビルドコマンドを自動的に起動できるようになりました。VSで標準のビルドコマンドのいずれかをクリックすると、それに対応するIncredibuildコマンドが起動します。たとえば、VSの [ビルド] メニューで [ソリューションのビルド] コマンドをクリックすると、Incredibuildを使用してソリューションのビルドが実行されます。特定のソリューションまたはすべてのソリューションに対して Incredibuildビルドコマンドを自動的に起動するように設定できます。
注意: この機能は Visual Studio 2017 および 2019 でのみご利用になれます。詳細は Incredibuildユーザーマニュアルをご覧ください。

  • Visual Studioのサポート

MSBuild バージョン 16.1.76.45076 (Visual Studio 2019) 向けに予測実行機能のコンパイル性能が最適化されました。

  • Incredibuild Cloud

・安定性が向上しました。
・Coordinator Monitorの [Cloud] メニューからクラウドレポートと設定にアクセスできるようになりました。

9.4

Incredibuild 9.4 (2019/4/3 リリース)

  • Incredibuild Cloud (ベータ版)

Incredibuildの仮想化技術とパブリッククラウドで利用可能な無限のリソースを組み合わせることで即座に開発環境を数千コアまで拡張し、タスクを高速化します。ピュアクラウド、ハイブリッドクラウドを問わずIncredibuildをクラウドと統合することで、必要に応じてCPUパワーを追加してビルド、テスト、グラフィックなど時間のかかる開発プロセスを高速化できます。

  • Visual Studio 2019のサポート

本バージョンは Visual Studio 2019に対応済みです。
Visual Studio 2019の [拡張機能] メニューから Incredibuildにアクセスできます。

  • Google Stadiaを公式サポート

Google Stadia (Project Yeti)の高速化に対応しました (追加設定は不要)。Visual Studio の [Incredibuild] メニューから Stadia ソリューションをビルドするか、IncrediBuild コマンドライン インターフェイスを使用してビルドを行います。
注意: この機能を利用するには、Agent 起動時に「Incredibuild for Visual Studio C/C++ solution」と「Incredibuild for Google Stadia」の両方のソリューションが必要です。

  • 単体テスト

・ビルドモニターにテスト実行用 (Nunit) のDLL名とテストグループが表示されるようになりました。
・NUnit2 と NUnit3 実行のパフォーマンスと安定性が向上しました。

  • Visual Studioのサポート

・MSBuild バージョン 4.7.3190 (Visual Studio 2010/2012) および 16.0.452.47617 (Visual Studio 2019) 向けに予測実行機能のコンパイル性能が最適化されました。
・Cannot find ‘Debug Win32’ in the build map のようなのエラーメッセージが表示される問題を修正しました。

  • Incredibuildエンタープライズ

・QuickValidate オプション使用時に稀にインクルードファイルを読み込めない問題を修正しました。

9.3.5

Incredibuild 9.3.5
本バージョンはVisual Studio 2019へ実験的に対応したバージョンです。

  • FreeDev

FreeDev版が30日の期限前に無効化されてしまうケースがあり、修正いたしました。

  • Visual Studio

最適化されたコンパイル高速化を実現するIncredibuildの予測実行(Predictive Execution)に関し、下記のMSBuildのバージョンまで動作承認されました。
・9.20.62856 for Visual Studio 2017
・16.0.218.25180 for Visual Studio 2019 Preview

XboxのプロジェクトをVisual Studioにてビルドする際に稀に発生する下記のエラーに関し、修正いたしました。
error MSB6003: The specified task executable “X” could not be run. The process cannot access the file ‘Y’ because it is being used by another process”

VS2017のビルドツールのみがインストールされている環境で、/vsversion=vc15 オプションが効かないケースに対し、修正いたしました。

  • その他事項

コマンドラインの /profileオプションにて、指定されているプロファイルが見つからない場合、警告を表示するようにしました。

  • アンチウィルス関連

“Avecto Privilege Guard” 及び “Trend Micro” のアンチウィルスソフトウェアとIncredibuildを併用した際に起こりえる問題に関し、安定的に動作するように対応いたしました。

9.3.3

Incredibuild 9.3.3

  • Incredibuildによるテストの高速化(NUnit、GTest、VSTest、xUnit他)

既存のIncredibuildインフラストラクチャを使用して、開発者並びにテスト担当者がテストをより高速に実行できるようになった事により、CIイテレーションがより短く、シフト・レフトを実現でき、更に「アジャイル」な開発が可能となります。Incredibuildによる新しいテスト高速化の実現の詳細に関しましては、support1@incredibuild.co.jpまでご連絡ください。

  • Incredibuild エンタープライズの機能改善

・大量のDBデータに対するクエリを改善し、ダッシュボードのパフォーマンスが向上しました。
・Incredibuildが内部計算している「Cost Saved (節約できたコスト)」KPIを計算するための計算根拠である、「時間当たりコスト」をカスタマイズできるようになりました(時間当たりの米ドル値)。

  • Visual Studio

・本バージョンは、Visual Studioバージョン15.8.9までを正式にサポートしております。
・Visual Studio IDEを終了することなく、Incredibuildのバージョンをアップグレードできるようになりました。
・Visual Studio 2017でIncredibuildキーボードショートカットのサポートが追加されました。
・最適化されたコンパイル高速化を実現するIncredibuildの予測実行(Predictive Execution)に関し、MSBuildのバージョン15.8.169.51996まで動作承認されました。
・ユーザーがVisual Studioの2つの異なるマイナーバージョンをインストールされている場合などのケースに対応できるようになりました。VCToolsVersionプロパティファイル(”Microsoft.VCToolsVersion.14.12.props”など)に、どちらのバージョンを使用するかを指定する事ができます。
・Visual Studio 2017でサイレントインストールオプションIBSetupConsole /AGENT:INSTALLADDINS =ONを使用してIncredibuildをインストールするときに発生する可能性のある問題を修正しました。

  • その他事項

・セットアップファイルのサイズが25%減少して60MBになりました。
・その他様々なマイナーバグを修正しました。

9.3.2

Incredibuild 9.3.2
本バージョンは、Visual Studioバージョン15.8.2までを正式にサポートしております。
予測実行(Predictive execution)によるパフォーマンスの最適化は、MsBuildバージョン15.8.168.64424までを正式にサポートしております。

  • DirectXを使用するプロセスのリモートマシンへの分散実行に関しての大幅改善

本バージョンでは、Incredibuildの仮想化エンジンを大幅に改良し、DirectXを使用しているプロセスをリモートで分散実行するために必要な、様々な必要要件をカバーしました。
多くのIncredibuildユーザーは、様々なIncredibuildインテグレーションオプションを使用して、自社製や他社製のグラフィック関連のツールを大幅に高速化しています。

  • VSTest (単体テストツール)の実行の高速化に対応 (ベータ版)

本バージョンでは、非常に時間のかかるVSTestをご使用されるユーザーのために、ベータ版として、VSTestの分散化をサポートしました。これにより、VSTestの実行を並列分散し、非常に高速に実行する事が可能となります。
現状では、VSTestの分散実行は、コマンドラインによる実行のみサポートしております。もしVSTestをCIツール上からから実行されたい場合、もしくはコマンドラインでの実行に関してご不明点がある場合は、support1@incredibuild.co.jpまでご連絡下さい。
Incredibuild使用によるテストサイクルの高速化で、 NCR と ModuleWorks がどのように生産性向上、および開発期間の短縮を達成されたかをご参照下さい。

  • Windows Core OS (実験段階)

Windows Core OSホスト内で動作するIncredibuild Agentのサポートレベルを強化しました。

  • Windows Docker コンテナ (実験段階)

Windows Docker コンテナ内でのIncredibuildの動作に関し、様々な修正を施しました。

  • Incredibuild エンタープライズ版

・TeamCityの拡張機能(Extension)としてのIncredibuildの実装(実験段)
CIツールとしてTeamCityをご使用の方への朗報です。 TeamCity用のこの新しいIncredibuild拡張機能(Extension)により、ユーザーは利便性の高いTeamCity標準のUXを使用してTeamCity内からIncredibuildのビルド・ステップをシームレスに作成および実行できるようになりました。
・ユーザーがVMをプロビジョンするイメージに変更を加える必要があるケースにおいて、手動で「シングルユースVMイメージ」のリセットができるようになりました。 「シングルユースVMイメージ」機能を使用すると、ユーザーはイメージからVMをプロビジョン、デプロビジョン(破棄)する事が可能となります。これらのVMに割り当てられたIncredibuildライセンスは、VMが破棄(デプロビジョン)されると自動的にライセンスプールに戻されます。
・Jenkins用Incredibuildプラグインの大幅な機能改善。
・Incredibuildダッシュボードの大幅な機能改善。

  • Visual Studio & MSBuild

・コンパイルにて /E フラグ(プリプロセス処理のみ実行)を使用するケースに対応し、Cudaのコンパイルやその他のコンパイラによるコンパイル処理のパフォーマンスが向上しました。
Incredibuildの予測実行(Predictive Execution)では、/Eフラグを指定したコンパイルタスクがビルドに含まれる際、このコンパイルタスクに依存するタスクは、本コンパイルタスク(/Eフラグ使用のコンパイル処理)がブロッカーとなり、事前に並列処理されませんでした。このため、Cudaにおけるビルドプロセスは並列処理されず、逐次処理となっておりました。(Visual Studioの通常ビルドでもこちらは同じです。). この新機能により、ユーザーは予測実行を強制的にONにできますので、予測実行を使わない場合とのパフォーマンスの比較ができるようになります。
本機能を有効にするには、
レジストリキー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Xoreax\Incredibuild\Builder 内に
新規文字列(REG_SZ): AllowPredictedInPreprocessCL を追加頂き
上記文字列の値を”1”に設定して頂く事で、/Eフラグを含んだコンパイルタスクを含むビルドにて予測実行をONにできます。
・Visual Studio 2017 IDEの”View(表示)”メニューに、Incredibuildのビルドモニター(Incrediuild Monitor)が追加されました。
・Windowsにインストールしたサービス上のアカウントでIncredibuildでVisual Studioのソリューションのビルドを実行した際に(主にはJenkinsなどのCIツール)、“MS Visual Studio xx.x is not installed on this computer” とエラーが出てビルドできなくなるケースに対して修正を行いました。
・Visual Studioもしくは、MSBuildの出力にて、”1>”, “2>”等のプレフィックスが表示されなくなるケースに関して修正を行いました。
・稀なケースとしてビルド成功のステータスが正しく報告されない件に関して修正を行いました。
・その他様々な不具合の修正を行いました。

  • その他事項

・大きなIncredibuildインフラ(Coordinatorが非常に多数のAgentを管理しているIncredibuildインフラ)にて、ごく稀に、いつくかのAgentが短時間offlineとなる現象に関して、修正を行いました。
・UXに関して大幅な修正および改善を行いました。

9.3

Incredibuild 9.3
本バージョンは、Visual Studio バージョン 15.7.2. までをサポートしております。
予測実行(Predictive execution)によるパフォーマンスの最適化は、MSBuild バージョン15.7.179.6572 までをサポートしております。
CI/CD環境において、ビルドマシンにVisual Studio IDE がインストールされていなくても、Visual Studio ビルドツールのみインストールされていれば、Visual Studioのソリューション(プロジェクト)の分散ビルドを実行できるようになりました。

  • Incredibuildコンソールコマンド(コマンドライン)の終了コード

Incredibuildのコマンドラインによる実行コマンド(BuildConsole および IBConsoleコマンド)の終了コードがIncredibuildによって実行されたツール(ビルドツール等)の終了コードと同じコードとなるようになりました。
ビルドツール独自の終了コードとの衝突を避けるため、Incredibuildの内部エラーを示す終了コードをユーザが独自に選択できるようになりました。

  • Windows Core OS (実験的実装)

Windows Core OS (WCOS) 上で、イニシエーターAgentとしてIncredibuildをご利用いただく事が可能となりました。AgentをWindows Core OS にインストールし、イニシエーターAgentとして参加させる事が可能です。Windows Core OSにて、ヘルパーとしてIncredibuildを利用する機能については、現在準備中です。

  • Windows 10 build 17040に関する重大な不具合の修正

バージョン9.2.2にて既にご案内しているとおり、Windows 10 build 17040に関連した重大な不具合に関する修正が施されています。
本問題は、新しく導入されたWindows APIに起因して、Windows 10 build 17040以降のOS上でヘルパーAgentがタスクを正常に実行できない問題を修正したものとなります。

  • Visual Studio

・コンパイル処理の最適高速化機能である、予測実行(Predictive Execution)機能をアクティベートできるMSBuildのバージョンをユーザが手動で更新できるようになりました。
・本設定方法の詳細に関しては、以下をご参照ください。https://incredibuild.atlassian.net/wiki/spaces/IUM/pages/39452740/Predictive+Execution+and+MSBuild+Versions.
・Visual Studio 2017 IDEの”View(表示)”メニューより、Incredibuildのビルドモニターを再表示させる事が可能となりました。
・Visual Studioのインストールの一部としてC ++ワークロードがインストールされていない時にIncredibuildがC#プロジェクトをコンパイルできない問題を修正しました。
・IncredibuildのVisual Studio プラグインにおいて、”.NET Framework Initialization Error”となり失敗するケースがある問題に関しての修正を行いました。
・XAMLで生成されたcppをIncredibuildでコンパイルする際に “c1xx: fatal error C1083: Cannot open source file: [file name]”エラーでコンパイルが失敗するケースがある問題に関し、修正を行いました。
・Incredibuildによるコンパイルにて、“cl : Command line error D8037 : cannot create temporary il file; clean temp directory of old il files”エラーで失敗する問題に関して、修正を行いました。
・稀なケースとして、ビルドが失敗しているにも拘わらず、ステータスバーでは成功マークが出る問題に関して、修正を行いました。

  • Make and other Build Toolsソリューション

・Make and Build Tools ソリューションにて、Android NDK のビルドツール類の全てが正式なサポート範囲となりました。本バージョンでは、次のプロセスが自動的にヘルパーマシンに分散されます。”arm-linux-androideabi-g++”, “arm-linux-androideabi-gcc”, “x86_64-linux-android-g++”, “x86_64-linux-android-gcc”, “aarch64-linux-android-g++”, “aarch64-linux-android-gcc”.
・Ruby バージョン4.を正式にサポートする事になりました。 “Dev Tools” ソリューションのインターフェースにおいて、Rubyのコンパイルを分散し、高速化できます。
・最新のXilinx コンパイラである “arm-linux-gnueabihf-g++.exe” を正式にサポートする事になりました。

  • その他事項

・Nintendo Switch向けのビルドにおいて、特定のケースでコンパイルする必要がないファイルをリコンパイルする現象があった問題を修正しました。
・Coordinator Monitorの表示時、およびライセンスをロードするXLicProc コマンド実行時に管理者権限に昇格されず、エラーが出るケースがあった件に関し、修正しました。
・OfficeScan アンチウィルスがインストールされているマシン上で、”Failed to load build set” エラーにてタスクが失敗する問題に関して修正しました。
・いくつかの特定のロケールのOS上にて、 “ERROR: INSERT has more expressions than target columns”エラーにてIncredibuildコマンドが失敗するケースに関して修正しました。
・ユーザによりビルドがキャンセルされた場合、ビルドステータスバーが黄色ではなく、白で表示されるようになりました。ビルド中に警告があった際のみ、ビルドステータスバーが黄色となります。
・稀に発生していた“THandleIntegerMap_HashTable: Hashtable does not allow duplicates”エラーに関して修正しました。
・稀なケースとしてAgentがCoordinatorから切断される現象に関する問題を修正しました。

9.2.2

Incredibuild 9.2.2 (2018/2/7 リリース)

  • ハイライト

・本バージョンは、Windows 10 のビルド 17040 以降にて、新しく追加された Windows API により Windows 10 がヘルパーとして動作した際に、致命的な問題となることに対処したものです。
・予測実行 (Predictive Execution) がオンの際、ビルドエラーの出力がコンソールに送られない問題を修正しました。本不具合は、(IDEを含めたVisual Studio全体ではなく) Visual Studio のビルドツールのみをインストールした CI (継続的インテグレーション) 環境にて発生していました。

  • Visual Studio

・Visual Studio のソリューションのビルドにおいて、Clang コンパイラ使用で予測実行が適用されている際 (Android NDK や任天堂 Switch のビルド等) に、不必要なリビルド (フルビルド) が実行されてしまう (差分ビルドがフルビルドになってしまう) 問題を修正しました。
・マルチビルド実行時に「Cannot create file: …\DependencyCache.dat」のエラーとなってしまう場合がある問題を修正しました。
・非常にまれなケースですが、Incredibuild がコマンドラインに D8003 のエラーコードで表示されるエラーが発生する問題を修正しました。

  • Make and Other Build Tools

・cl6 コンパイラをサポートするようになりました。
・BSCMake を使用時にまれに起こるエラーを修正しました。

  • その他事項

・Incredibuild は、ヘルパーが (イニシエーターのものではなくローカルの) UNC パスを直接参照できるオプションを導入し、更なる高速化が可能となりました。本機能は、混在する OS バージョン間でも機能いたします。
・Tencent Anti-Phishing ウィルスソフトがインストールされているリモートマシンへタスクが分散できない問題を修正しました。

9.2

Incredibuild 9.2 (2017/12/24 リリース)
Incredibuild Enterprise Editionがリリースされました。

  • ハイライト

・本バージョンは2017年11月28日までにリリースされている Windows OS および OS のシステムアップデートに対応しております。
・QT Creator への新しい拡張機能を導入しました。試用をご希望の方は、sales1@incredibuild.co.jp までお問い合わせください。

  • 既知の不具合

Windows10 の Fall Creators Update (FCU) (バージョン1709) には、CreateWindow() 関数や、CreateWindowEx() 関数が予期せず失敗する不具合が含まれています。これは多くの Visual Studio 拡張機能に影響を及ぼし、マイクロソフトも認識している既知の不具合となります。マイクロソフトのアップデート、今後の修正に関しては、以下の URL から詳細をご確認下さい。
https://support.microsoft.com/en-us/help/4054150/issues-when-windows-10-fall-creators-update-calls-createwindowex-for-s
この問題により、Visual Studio の Incredibuild 拡張機能に関しては、断続的にクラッシュする可能性があります。

  • Visual Studio

・Incredibuild の本バージョンは、Visual Studio 2017 update 4 (version 15.4.4) および該当する MSBuild のバージョンに対して、公認となっております。
・Visual Studio のセットアッププログラムで Incredibuild をアップグレードすると、Incredibuild 製品および Visual Studio の ・Incredibuild 機能拡張がアップグレードされるようになりました。
・Incredibuild が Visual Basic のプロジェクトを含む (C/C++の) ソリューションをコンパイルする際の処理が改善されました。

  • Make and Other Build Tools

・QT Creator への新しい拡張機能を導入しました。試用をご希望の方は、support1@incredibuild.co.jp までご連絡下さい。
・Armコンパイラ である「arm-xilinx-linux-gnueabi-g ++」が IncrediBuild Make&Build Tools ソリューションの一部としてデフォルトでサポートされるようになりました。
・デフォルトで JOM ビルドシステムをより並列化できるようになりました。

  • バグ修正

・v9.0 時に発生していた buildconsole /command を使用した MSBuild コンパイル実行時に、コンパイルタスクの stderr ストリームに「xgTaskID = 00000000」という値が返され、コンパイルが失敗するケースがあったバグを修正しました。
・その他様々なマイナーバグを修正しました。

9.01

Incredibuild 9.01 (2017/10/4 リリース)
さまざまな問題を修正しました。

9.00

Incredibuild 9.0 (2017/9/5 リリース)

  • 2017/8/18 までにリリースされたすべての Windows OS に対応済みです。
  • このバージョンは Visual Studio 2017 update 3 および Visual Studio 2017 update 3 とともにリリースされた MSBuild のバージョンに対応済みです。
  • Visual Studio 2017 update 3 に関して次の 2 つの問題を認識しています。
      1) Visual Studio の「Lightweight solution load」機能には対応していません (現在開発中)。
      2) Visual Studio 2017 update 3 での変更により、このバージョンの Visual Studio でコンパイルする際に、Incredibuild の [Build Monitor] -> [Project View] では各プロジェクトの色分けされたステータス表示はありません。
  • C# コードベースのタスクを高速化するための新しい最適化ソリューションを開発するために、既存の C# 高速化サポートにいくつか変更を加えました。30 以上のプロジェクトを持つソリューションに対応します。複数の MSBuild ソリューションが並列に実行される状況では、新しい Incredibuild の機能による同時実行が、C# のフルビルド サイクルを高速化するための大きなメリットになります。
  • Nuget が一般的になったため、Incredibuild は、Visual Studio 内で開始されたビルドが欠けている Nuget パッケージを復元するように設定されている状況に対処できるようになりました。Visual Studio の通常機能の一部として対応できるように現在修正中です。現在のバージョンではレジストリ値を作成する必要があります。イニシエータ マシンで HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥Xoreax¥Incredibuild¥Builder 下に「AutoRestoreNugetPackages」というレジストリの文字列値を作成して値を 1 に設定します。
  • Incredibuild で一般的な QT Creator IDE で実行されるビルドを高速化することができます。Qt Creator 用の Incredibuild プラグインは現在開発中です。QT Creator のビルドの高速化については、sales1@incredibuild.co.jp までお問い合わせください。
  • Incredibuild で CTest の実行を大きく高速化できるようになりました。CTest は CMake の一部として配布されるテスト用のツールです。CTest の高速化についての詳細は sales1@incredibuild.co.jp までお問い合わせください。
  • /IbExitCodeShift = コマンドライン スイッチによる Incredibuild BuildConsole の終了コードの変更が可能になりました。
  • [Incredibuild build monitor] -> [progress ビュー] に追加された新機能で特定のバーを検索できます。Progress ビュー エリアで「Ctrl + B」を押下して、Progress ビューに表示されているバーのキャプションの検索する文字列を入力できます。[OK] ボタンをクリックすると、検索文字列を含むすべてのバーがハイライトで表示されます。作成されたテキストファイルがデフォルトのテキストエディタで開かれ、検索した文字列に該当するタスクが一覧表示されます。
  • Incredibuild の一時データの書き込み場所が変更可能になりました。
  • Nintendo Switch のコンパイルの高速化にさまざまな修正、改良が加えられました。Nintendo Switch のビルド パフォーマンスを最適化するため、[Max Compilations] フィールドに高い値を設定してください。これにより、Nintendo Switch ビルドシステムに Incredibuild がリモートヘルパーに分散する多くのコンパイル タスクを同時に実行するよう指示が出されます。Visual Studio でこの値を設定するには、プロジェクトのプロパティ ページから [C/C++] -> [General] を開いて、[Max Compilations] フィールドに大きな値を設定します (100 以上から開始することを推奨しています)。
  • XBox、Sony PlayStation、Nintendo、Unreal Engine、Lumberyard の最新開発キットのバージョンに対応しました。
  • ヘルパーマシンで実行された際に VsTest ユニットテストの失敗を引き起こす可能性のあるシナリオを修正しました。
  • Unknown argument -j とともにビルドの失敗を引き起こす可能性のある CMake の問題を修正しました。
  • Windows 10 ヘルパーにタスクを分散できない可能性があるシナリオを修正しました。
  • Incredibuild のユーザー インターフェイス、仮想化、実行エンジンのさまざまなマイナーなバグを修正しました。
  • 英語版リリースノート

Release Notesをご確認ください。