バージョン9.XまでのIncredibuildソフトウェア製品のサポート期限終了(EOL)

お客様及びパートナーの皆様(以下、「お客様」といいます。)

本書は、Incredibuild Software Ltd.(その関係会社を含み、以下、「Incredibuild」、「当社」、又は「当社の」といいます。)が提供する「Incredibuild」として知られるソフトウェアについて、ソフトウェア製品バージョン9.X及びそれ以前のすべての旧バージョン(以下、「サポート終了製品」といいます。)について、20231231(以下、「サポート終了日」といいます。)をもって、Incredibuildのサポートが終了することをお客様にお知らせするものです。

本サポート終了は、202271日にGeneral Availability用にリリースされた、即座に資源の利用を最大化し、グリッドの可視性を高め、パイプラインの構築を加速する革新的な方法を提供するバージョンをもたらします。

Incredibuildバージョン10はユーザーに以下を提供します;

  • 柔軟なソフトウェアライセンシングモデルにより、組織全体でライセンスを有効化し管理する方法が簡素化されます。コアがプールされ、複数の機器に対して簡単に割り当てることができます。
    これには、同じ機器上のイニシエータエージェント、ヘルパーエージェント、又はその両方を定義する方法を完全に制御する機能が含まれます。結果として、ZERO-WASTED CORES を達成することができます。
  • 新しいウェブベースのコーディネーターUI 新鮮な見た目なうえ、どこからでもコーディネーター機器にログインすることが可能になります。必要なのは、URL、コンピュータ名又は機器名、及び関連するポートだけです。さらに、新しい技術に移行することで、マルチサイトグリッド管理やグリッドインサイトなど、当社が将来のバージョンに向けて計画してきた商品への道が開かれます。
  • 必要に応じてクラウドバーストする機能や、費用を最適化しながらクラウド内で完全なCIを実行する機能を提供します。
  • キャッシュされたビルド出力をWindows環境で再利用することで、より高速化を実現できる機能を提供します。可能なものをキャッシュし、不可能なものをディストリビュートします。

詳細については、リリースノート及びドキュメンテーションを参照してください。

 

機能面だけでなく最新のセキュリティ及びコンプライアンスとの関係でも、すべてのソフトウェア製品について最新バージョンを常に使用し、お客様の製品が最新で、最もアップデートされ、管理を受けていることを確認することが最善の実務であることにご留意ください。

 

製品のサポート終了に関する計画及び管理には、労力と資源が必要であることは理解しています。Incredibuildは、お客様のバージョン10(以下、「新製品」といいます。)への移行のサポートにコミットしており、移行をお手伝いできるよう、事前にお客様と協力いたします。

 

サポート終了日をもって、当社は、もはやサポート終了製品に関連する一切のサービスのサポート、維持又は提供をしないものとし、したがって、メンテナンス及びサポートサービスを含むサポート終了製品に関してIncredibuildが負った義務又は責任は、効力を有さないものとします。お客様がサポート終了製品を使用するための永久ライセンスを購入した場合、又は、サポート終了日にIncredibuildとの既存契約に準拠するサポート終了製品の有効なサブスクリプションを取得した場合には、お客様は、当該契約の各終了若しくは満了日まで、該当するサポート終了製品を使用することができます。ただし、サポート終了日後、当社は、もはやサポート終了製品のサポート又はこれに関するメンテナンス若しくはその他サービスの提供をしないものとし、お客様によるサポート終了製品へのアクセス及び使用は、お客様の単独のリスクで行われるものとします。

サポート終了時点で、お客様がいずれかのサポート終了製品の既存顧客である場合には、サポート終了日翌日までには、新商品にアクセスして使用できるようライセンスを切り替え、更新することを強く推奨します。ご要望に応じて、この変更をお手伝いします。

 

既存契約に基づきサポート終了製品の使用を中止し、指定された通りに新製品のサブスクリプションを購入することにより、お客様がご自身の既存のサブスクリプションをアップグレードすることを選択した場合には、既存のすべてのアクティブライセンス及び契約は自動的に失効し、新しいライセンスモデルに切り替わります。そして、当該ライセンスモデルに基づき、お客様が権利を有するコアの合計数に従って、また、お客様が使用したイニシエーターの数に基づいて、お客様のサブスクリプション料金を計算し、お客様のサブスクリプションにおいて提示いたします。Incredibuildの貴重なお客様として、新製品を使用しこれにアクセスするためのサブスクリプションは、昨年中にお客様が提示を受けたのと同じサブスクリプション料でお客様に提供され、Incredibuildとの現在の契約期間が終了するまで維持されるものとします。

 

新製品には新しいライセンスモデルが必要となるため、既存のすべての非サブスクリプションライセンスは、新バージョンへの更新時にサブスクリプションライセンスに切り替わり、EULAの条件に準拠し、お客様が使用するコア及びイニシエーターの数に応じてサブスクリプションベースで請求されるものとします。

 

本書に関しご質問・お問い合わせ(例えば、本書記載の事項が当てはまらない可能性があるサポート終了製品、料金に関するご質問等)がございましたら、[email protected]までご連絡ください

 

Very truly yours,

Incredibuild Software Ltd.