Incredibuildサポート期限終了ポリシー

本書では、Incredibuild Software Ltd.(以下、「Incredibuild」といいます。)の製品に適用され、Incredibuildによって随時修正されるサポート期限終了ポリシーについて説明します。

概要

あらゆるテクノロジー製品のライフサイクルの一環として、主に新規・改良技術の採用・開発又はコード・技術の旧式化により、製品はいつかは自然な耐用期限に達します。Incredibuildは、シームレスかつ透明性の高いサポート期限終了プロセスを保証し、お客様とパートナー双方の適切な期待を設定することに取り組んでいます。
本ポリシーは、各製品のバージョンのライフサイクルに対するIncredibuildの開発及び支援に係るガイドラインの概要を示しています。本ポリシーは、お客様が、情報に基づいて購買、サポート、及びアップグレードの意思決定を行えるよう支援することを目的としています。
Incredibuildは、新しい機能とセキュリティ修正を備えた新しい製品のバージョンを定期的にリリースします。セキュリティと安定性を向上させ、将来のアップグレードにおける後方互換性のサポートを維持するために、利用可能になった時点で最新バージョン・パッチリリースにアップグレードすることを推奨します。
Incredibuildのサポートサービス及び保守サービスは、Incredibuildのエンドユーザ・ライセンス契約に基づき提供され、該当する料金の支払いを条件とします。

リリース内容

リリースの種類 説明
メジャー 通常、主要な新機能やソフトウェアアーキテクチャの重要な変更が含まれます。
マイナー 通常、軽微な機能変更・拡張、ソフトウェアアーキテクチャの軽微な変更が含まれます。
パッチ 通常、バグ修正及び必要に応じた最小限のソフトウェア調整が含まれます。

バージョンサポートレベル

バージョンサポートの種類 説明
STS(スタンダード・ターム・サポート) 下記の製品は、STSバージョンとみなされ、後述の「サポート期限終了日」及び該当するサポート期限終了通知に示されるサポート期限終了日を有します。

Incredibuildは、新たにリリースされた重要なセキュリティバグの修正を、開発期間中にSTSバージョンにパッチとしてバックポートします。

サポート期限終了に係る定義

定義 説明
サポート終了日 Incredibuildが、製品バージョンに対しヘルプデスク技術サポートの提供を中止する最終日を意味します。

特定のバージョンの問題を解決するために、新しいバージョンへのアップグレードが必要になる場合がありますのでご注意ください。Incredibuildは、旧バージョンに修正を反映する必要のあるお客様と協力するために商業的に合理的な努力を尽くします。ただし、バージョン間のアーキテクチャの変更が過度に大きい場合や、第三者製ソフトウェアの依存関係に大幅な変更がある場合には、旧バージョンへのパッチの提供が現実的でないことがあります。また、バージョン間のアーキテクチャの変更には、中間バージョンを経由してアップグレードする必要がある場合があり、直接アップグレードを行うことはできません。

販売終了日 当該バージョンが販売されなくなった日を指します。販売終了日以降、当該ライセンスに適用されるサポート終了日を超える期間のサブスクリプション(更新を含む)は、販売されません。

サポート期限終了日


WINDOWS版Incredibuild

サポート終了:Windows版Incredibuildのサポート終了日は、以下の(ⅰ)(ⅱ)のうち、いずれか早い日とします。

  1. 最新のマイナーバージョンのリリース日から12ヶ月後。ただし、いずれのバージョンについても、バージョンリリース日後6ヶ月間は、サポートにバグ修正及びセキュリティ修正が含まれ、バージョンリリース日後7ヶ月目から12ヶ月目までは、サポートにセキュリティパッチ及びクリティカルパッチのみが含まれます。
  2.  指定通知で通知される特定の日

販売終了:Incredibuildにより別途明確に通知されない限り、Windows版Incredibuildの販売終了日は、Incredibuildが指定通知により通知するとおり、該当する全てのバージョンのサポート期限終了日から3ヶ月とします。

Windows バージョン9 版Incredibuild:Windows バージョン9版Incredibuildのサポート期限終了日は、2023年12月31日(以下、「v9 サポート期限終了日」といいます。)です。v9 サポート期限終了日の後、前記サポート終了及び販売終了に係る条件が適用されます。詳細については、https://www.incredibuild.com/ja/eol-notice-jpをご参照ください。

注意:各種 Windowsバージョン版Incredibuild は、当該バージョンが技術的・商用的に動作可能であり、サポートされている限り、当該時点で有効な条件に従い、かつ、Incredibuild のサポートツール一覧(https://docs.incredibuild.com/jp/win/latest/windows/supported_tools.htmから確認ができます。)に応じて、各種WindowsOS及びMicrosoft Visual Studio のバージョンをサポートします。

詳細については、弊社ドキュメントサイト(https://docs.incredibuild.com/jp/)を参照するか、https://www.incredibuild.com/contact-usまでご連絡ください。


LINUX版Incredibuild

サポート終了:Linux版Incredibuildのサポート終了日は、以下の(ⅰ)(ⅱ)のうち、いずれか早い日とします。

  1.  最新のマイナーバージョンのリリース日から12ヶ月後。ただし、いずれのバージョンについても、バージョンリリース日後6ヶ月間は、サポートにバグ修正及びセキュリティ修正が含まれ、バージョンリリース日後7ヶ月目から12ヶ月目までは、サポートにセキュリティパッチ及びクリティカルパッチのみが含まれます。
  2.  指定通知で通知される特定の日

販売終了:Incredibuildにより別途明確に通知されない限り、Linux版Incredibuildの販売終了日は、Incredibuildが指定通知により通知するとおり、該当する全てのバージョンのサポート期限終了日から3ヶ月とします。

注意: 各種Linuxバージョン版Incredibuild は、当該バージョンが技術的・商用的に動作可能であり、サポートされている限り、当該時点で有効な条件に従い、かつ、Incredibuild のサポートツール一覧(https://docs.incredibuild.com/jp/lin/latest/linux/supported_platforms_tools.html?Highlight=toolsから確認ができます。)に応じ、各種コーディネーターマシンOSをサポートします。
詳細については、弊社ドキュメンテーションサイト(https://docs.incredibuild.com/jp/)を参照するか、https://www.incredibuild.com/contact-usまでご連絡ください。


Incredibuildクラウド

Incredibuildクラウドは、当該時点で適用される有効な条件に従い、また、弊社ドキュメントサイト(https://docs.incredibuild.com/jp)で具体的に説明されているとおり、各種クラウドプロバイダをサポートします。

サポート終了:Incredibuildクラウドのサポート終了期限日は、以下の(ⅰ)(ⅱ)のうち、いずれか早い日とします。

  1. (a) Incredibuildがクラウドプロバイダのファイル、製品、若しくは機能を終了した時点、(b) クラウドプロバイダがファイル、製品、若しくは機能を終了した時点、又は(c) Incredibuildがオンプレミスの設定を変更し、クラウドの設定を変更する必要が生じた時点のいずれかから12ヶ月後。ただし、バージョンリリース日後6ヶ月間は、サポートにバグ修正及びセキュリティ修正が含まれ、バージョンリリース日後7ヶ月目から12ヶ月目までは、サポートにセキュリティパッチ及びクリティカルパッチのみが含まれます。
  2.  指定通知で通知される特定の日

販売終了:Incredibuildクラウドの販売終了日は、対応するオンプレミス版Incredibuild製品(Windows/Linux版Incredibuild)の販売終了日に従うものとします。


ビルドキャッシュ

Incredibuild ビルドキャッシュは、Windows版のIncredibuild (バージョン10のみ)、及びLinux 版Incredibuild をサポートするために異なるバージョンで使用でき、適用されるサポート終了日及び販売終了日に従います。

 

 


最終更新:2023年10月

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